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えどべえよんへんげ

江戸兵衛四変化

 浮世絵を利用した半立体作品です。

 元絵を絵柄に沿って21個の部品に切り分け、それらを並び替えて新しいキャラクターに変身させました。4人のキャラはすべて同じ部品で作られています。

 各部品は曲げたり折ったりすることで、フォルムを変えたり立体感を出したりしています。

 変身の驚き、ビフォーアフターを見比べる楽しみを味わえます。

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元絵:三世大谷鬼次の奴江戸兵衛(東洲斎写楽)

 絵柄に沿って21個の部品に切り分けています。これらの部品を組み合わせて新しいキャラクターを作っています。

 大体色ごとに分割しています。眉毛の片方を2分割しているのがミソです。眉毛はそのまま眉になるほか、口や鼻としても使えます。

 あまり細かく分割すると、どんな絵柄にでも変えることができるので、なるべく少ないパーツ数になるよう気をつけました。元絵との見比べやすさも考慮しています。​

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江戸兵衛男変化A

​ 元絵の首のつけ根のラインが横向きの顔に見えたことから生まれた作品。元絵の右目を口に見立てています。

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江戸兵衛女変化B

 元絵の髪を服に見立てています。へそに見えるのは元絵の口です。

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江戸兵衛女変化A

 左目の下のほくろは元絵での口にあたります。元絵の両手を接続して右手に見せています。

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江戸兵衛男変化B

 元絵の口にあたる部分が鼻の一部になっています。ポーズを決めるのに苦労した作品。

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